■小ネタログ■

上のものほど新しい

 

 


■獄ハル■

「心配すんな、十代目とお前はオレが死んでも守ってやるって」
言われたハルはいきなり獄寺を突き飛ばした。
「嫌です!ハルは獄寺さんに守って貰わなくて結構です!」
「な、なんだそれ!」
「嫌です!」
一世一代の、それこそ告白めいた科白だったというのに、当のハルは嫌ですと繰り返すばかりだ。
頭に来て文句を言ってやろうと口を開きかけた時、ハルの大きな目に涙が浮かんでいることに気がついた。
其れはあっという間にぼたぼたと零れ落ちる。
ハルは言った。
「守ってくれなくていいから」

「死なないでください・・っ」

ああなんてオレは馬鹿なんだ。
「・・・悪かった。絶対死なないから泣くな」
そう約束するとようやく涙を拭ってハルは笑った。

***
獄ハル
ハル大好き

10.06.06