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■はとぷり・さつえり■組プリ・奏アコ■シロうら■組プリ・奏アコ■組プリ・響とパパ■
■さつえり■
家まで迎えに来てくれたえりかとつぼみ、そしていつきを見比べてさつきは言った。
「えりかちゃんて結構小さいんだね」
今、気が付いた、と言った口調だ。
「う!」
背が高くモデルをやっている姉に対するコンプレックスは克服したとはいっても、背が低いのはえりかの気にしている処だ。
いつきは堅い声を出す。
「お兄さま」
その声に気がついたようにさつきは言った。
「ああ、別に悪い意味じゃ無くて、えりかちゃんはいつも元気でパワフルだから」
誰よりも存在感が大きいから。
「ボクもいつも元気を貰ってるしね」
さつきは柔らかく笑う。
「元気なえりかちゃんのこと好きだな」
「え、あ、ありがとうゴザイマス…」
告白とも取れそうな言葉にえりかは赤くなり、語尾が小さくなっていく。
いつきは溜息を付いた。
「お兄さま、それタラシって奴ですよ」
さつきはにっこり笑って答える。
「違うよ、くどいてるんだ」
***
さつえり
さらっとくどいてきそうなさつきさんである
13.04.29
■奏アコ■
「あら今日はアコちゃんと一緒じゃないの」
学校からの帰り道、弟と一緒になった。
「うん、アコのヤツ今日はクラスの女子と何か約束があるんだって」
「へえ」
此方に来たばかりの頃、アコはあまり人と話さない子供だった。
友達も居なかった。
父が突然悪に転じ、母と対峙することとなってしまったアコの境遇を考えると、其れは当然だったとも言えるが。
「よかったじゃない」
アコちゃんに友達が増えて。
奏がそう言って笑うと奏太は頷いた。
「うん」
「でもちょっとつまんない、かも」
前は自分だけの友達で一番の仲良しだったのに。
奏太の気持ちはわかる気がする。
けれどそれは「つまんない」じゃなくて「寂しい」って言うんじゃないかしら。
もしくは……ヤキモチ?
とりあえず頑張れ奏太!と奏は心の中でエールを送るのだった。
***
奏アコ+奏
12.06.03
■シロうら■
「うららも相当天然入ってるよねえ」
「ええっ、そんなこと無いですよ!」
ちょっと呆れたようなりんの言葉にうららは言った。
「私、テレビ局へ行くとスタッフの人にしっかりしてるねって言われたりするんですよ!」
「まあ働いてる分、しっかりはしてるんだけどねー」
まあ其処がうららの良いトコかな、とりんは笑った。
「…ってこの間りんさんに言われたんだけど」
いやお前も大概天然だよ。りんが正しい。
そう思いながらシロップは「で?」と先を促した。
何となく先は見えたが。
「私、天然ってのぞみさんの為の言葉だと思ってたの」
「…あのさあ、天然てフツー褒め言葉じゃないんじゃねえの?」
「えっ!」
心底驚いた顔でうららはシロップを見た。
そういう所が天然だっつーの。
***
普通は褒め言葉ではない…
が、そういう所が可愛いのだと思います(^−^)
12.03.31
■奏アコ■
「アコ最近機嫌いいなぁ。何かいいことあったのか?」
学校からの帰り道、奏太が言った。
アコはくるりと回って笑う。
「パパが帰って来たの!」
「そっかあ。よかったな」
「うん!」
メジャーランドから逃げる様にして此方に来てから、少しも笑えなかった。
こんな風に素直に頷くことが出来る日が来るなんて思っていなかった。
今は笑える。
其れが嬉しい。
奏太も何だか嬉しそうに笑って言った。
「笑ってる方が可愛いよ」
笑ってる方が、可愛い。
「どうしたアコ顔赤いぞ?」
「何でもない!帰る!!」
顔を覗き込んで来る奏太を振りきって走り出す。
なんで顔が熱いのかなんてわからない。
***
奏アコ
王子は奏と何の進展もなさそうだが
奏太には頑張って欲しいものだよ
11.11.06
■組プリ・響とパパ■
「パパの判断基準って『楽しそう』か『そうでない』かだったのね」
あの発表会で、きっと褒めて貰えると思ったのに、楽しんでない、と言われてショックだった。
確かに早く終わらせたくて楽しんで弾いてなんか居なかった。
響の言葉に父親はにっこりと笑って答えた。
「そりゃあそうだよ、響」
「音楽という字は『音を楽しむ』と書くんだからね!」
「・・・なるほど」
何だか妙に納得した。
確かにその通りだ。
プリキュアとして息を合わせるために、奏と一緒にピアノの練習をしていることはもう少し黙っておこう。
あれきり弾いていなくて下手糞になってしまったピアノだけれど、楽しく弾けるようになったら父親にも聞いて貰おう。
まだまだ奏に怒られてばかりなのだけれど。
***
親父いいキャラだよね。
11.04.02
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