■小ネタログ■

上のものほど新しい

 

 

さつえり+いつきダークプリキュアサソリーナさんゆりさんとつぼみえりかとももか


 

■さつえり+いつき■

「うーん・・・」
「どうしたのえりか」
朝から机に突っ伏して唸っていたえりかがいつきの声にがばり、と顔を上げた。
「ねえいつき、私ってさ、子供っぽい?」
「え、どうしたの急に」
確かにえりかは大人っぽいとはお世辞にも言えないが、突然の質問に驚いた。
何かあっただろうか。
今朝もいつも通りだったはずだけれど。
「さつきさんがさー私の頭撫でてくれるじゃない?」
なでられるのはすごくすごく嬉しいんだけど、とえりかは言う。
「もしかして私がふたばちゃんのほっぺぷにぷにするのと一緒なんじゃないかと思ってさ」
もしかして、お子様扱いされてる?
えりかは腕を組んで首を傾げる。
「えりからしくないなぁ」
いつきは笑った。
思ったことを全部口に出してしまうのはえりかの短所でもあるけれど、長所でもあるといつきは思っている。
思ったことを隠さない、嘘のつけない正直者。

「それ、いつもならお兄さまに直接聞くんじゃない?」

「そっか、・・・そうだよね!」
えりかは今気が付いた、と言った顔をした。
「そうだよね、何で私さつきさんに聞けなかったんだろう??」
再び首を傾げるえりかの疑問の答えを、いつきは知っていたが言う気はなかった。

自分で気が付かなければ意味がない。


***
さつえり。
最終回でも「おはようございます」ってえりかだけが挨拶してたし
無駄と知りつつ推してみる(^^ゞ

11.02.12



 

■ダークプリキュア■

心の無い人形だと、博士は言った。
キュアムーンライトを倒すためだけに作られた、月の影。
ただ、それだけの存在。それが私。
実際に私の中は何時でも何もなかった。
それを埋めるためにただひたすらムーンライトを憎んだ。
憎しみで自分の中をいっぱいに満たして。
けれど憎めば憎むほど、私の中は空っぽになるようだった。
奴さえ倒せば。
キュアムーンライトを倒せばきっとこの虚無感から解放される。
奴を倒せば、博士は喜んでくれる。
良くやったと褒めてくれる。
だから博士から離れろ。博士に触るな。
博士は、私の―――――
「もういいんだ」
私の体を優しく抱きしめて、博士は言う。
「お前は私の娘だ」

「・・・お父さん」

身体の中が憎しみではない何かで満たされていく。
私が欲しかったのは、きっと此れなのだ。


***
ダークプリキュアが消えてしまった・・

本当に欲しかったものは憎しみではなく
お父さんの愛だったみたいなカンジで・・
悲しい子を作ったものだよ;

11.01.29


 

■サソリーナさん■

「どうかな、具合は」
布団の上に居た雀が窓から飛び立つ。
其れを見送って赤い髪の女性は、部屋に入ってきた医師ににこりと笑って答えた。
「もう大丈夫です、先生」
「だが何故寝たきりになっていたのか、原因は不明だ。一度大きな病院できちんと精密検査を受けておいた方がいい。大学病院に知り合いが居るから紹介しよう」
「ありがとうございます」
ベッドの上に戻ってきた雀に女性は微笑みかけた。
雀は少しも怖がる様子もなく、ちょこちょこと動き回る。
「何だか悪い夢を見ていた気がするんです」
長い長い、悪い夢。
その夢の中で、自分は悪者の手下で。
だけど。
「だけど、悪いばかりでもなかった」
仲間が、居たから。
考えたかもまるで違うし、仲がいいなんてお世辞にも言える相手ではなかった。
けれど優しかった。
自分を心配してくれた。

「だからあの二人もはやく夢から覚めることが出来たらいいと思うんです」

そうしていつか悪いばかりの夢ではなかったと思ってくれたらいい。

***
何か山の中の診療所みたいなトコに居たので。

サソリーナさんが消えちゃってオワリとかそういうんじゃなくって
本当良かった!!
プリキュアは結構敵に容赦ないからな;
コブラージャとクモジャキーがすごく優しくて嬉しかったです。

10.11.27

 


■ゆりさんとつぼみ■

「ところで私もこの服貰っても構わないかしら」
ゆりが言った。
「もちろんです!是非貰ってください!!」
つぼみが言う。
「そう。ありがとう」
「いえ、此方こそファッションショーに出てくださってありがとうございました!」
大きく頭を下げるつぼみに、ゆりが柔らかく笑う。
「私はゆりさんに褒めて貰えるのが一番嬉しいかもしれません」

「ゆりさんには厳しいこと言われっぱなしでしたし」

「ああ、うんそだね」
えりかが頷く。
「でも人は怒られて成長していくのだよつぼみ」
「そうですね」
「ありがたいねぇ」
しみじみとえりかが言うのでつい笑ってしまった。

***
文化祭後
ゆりさんとつぼみ

10.11.20

 


 

■えりかとももか■

「ところで」
文化祭でのファッションショーが終わって、ももかが言った。
「この服は貰ってもいいのかしら?」
「もちろんだよ」
えりかは答える。
「もも姉のサイズに合わせて作ったんだし。出演料代わりに貰ってよ」
「そう、ありがとう」
「・・・気に入ってくれたの?」
「ええ。とっても可愛いし、動きやすいわ。流石部長」
「えへへそれほどでも」
「嬉しそうですね、えりか」
つぼみが言った。
うん、と大きくえりかは頷く。
「わたしさ、ちょっと前までもも姉のことすごく羨ましかったんだよね。美人で人気モデルで背も高いしモテルし」

「だからもも姉に褒めて貰うのが一番嬉しいかも」
認めて貰ったみたいで。

***
文化祭後。
すっかり仲良し姉妹だなって。

10.11.06