■仲良きことは良きことかな■

 

 

 

「総悟、お前も社会人なんだから子供相手にムキになるんじゃないよ。公務員でしょ。働く警察のお兄さんなんだからさ、あんまり警察の印象悪くするなよ」

カブトムシの一件の後、近藤が沖田にそう言った。

働いてるといえばあの万事屋の旦那の所のチャイナ娘だってあそこで働いてるわけだから、それって一応社会人って言えるんじゃないのかなぁ?

っていうかあの娘いったい幾つなわけ、働かせていい年なのか?

天人だからいいのか?

などと、山崎は思ったが黙っていた。

地味なキャラは地味に徹していれば、この非常識な人の多い中でもちゃんと保身は図れるものである。

よく余計な口を挟んで巻き込まれるが。

気をつけなければいけない。

「でもあのチャイナ、気にいらねぇんです。土方の次にムカつく」

「トシの次ってお前、別にあの娘マヨラーじゃないんだからそんなランク上じゃなくても」

「マヨネーズを馬鹿にするな!マヨネーズは何にでも合うんだぞ!!」

土方が怒鳴った。

何故あんなにマヨネーズ信者なのだろう。

多分あの人マヨネーズがあれば生きていける。

つかマヨネーズはこの話に全然関係ないと思う。

「とにかく気にいらねぇんでさあ。土方シネ」

「マヨラーの何が悪いんだ。沖田シネ」

「だからそうやって低レベルな喧嘩するんじゃないっての」

姐さんのストーカーでさえなければ局長も結構マトモなことを言う、と山崎は思った。

「相手は女の子なんだし、もう少し優しく扱えよ総悟」

「あんなの女のうちに入らない」

沖田は不貞腐れる。

土方が馬鹿にしたように笑った。

 

「お前のは小学生レベルなんだよ」

 

小学生レベル。

要するに、小学生が好きな子相手にどう接していいかわからず、結果苛めてしまうのと一緒。

ああナルホド、納得だ。

 

「誰が小学生だ土方シネ」

「そう言うところが小学生だっつーんだ沖田シネ」

「だからやめろって言ってるでしょうが!」

近藤が二人を引き剥がした。

この喧嘩もそうとう小学生レベルだ。

 

「つまり沖田隊長と副長も仲良しってことですね」

 

我が身は可愛いから黙っていようとあれほど心に誓ったのに、うっかり口が滑った山崎はバズーカの餌食になった。

 

 

END

 

 

 

 

 

 

カブトムシの話の後

沖→神っつーか

すいません山崎が出したかっただけです・・!

山崎好きなんです。

作者に絶対表紙にならないとか言われちゃう地味さが(笑)

でも意外に出番はあるよね。

 

沖神はレベルが一緒っぽいところが好きです(^_^)

 

2007.08.05