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■燐しえみ■雪シュラ■柔蝮■燐しえ■雪シュラ■
■燐しえみ■
「楽しいね、燐」
しえみが明るく笑う。
「そだな」
念願の京都タワーも来る事が出来たし、十二分に京都を満喫した。
京都に来た時は、こんな風に皆で観光出来るなんて思わなかった。
思えなかった。
仲直りしたいけれども、自分がサタンの息子である以上、それはもう無理なのではないかとも思っていた。
望んでも手に入らないモノではないかと思っていた。
『だから大丈夫』『怖くないよ』
あの言葉が、自分に回された腕が、再び戦う勇気をくれた。
「燐、早く〜」
「おう、今行く」
永遠に友達宣言されてしまったが、まだまだ此れからだ。
***
燐しえみ
永遠にお友達宣言…!(笑)
頑張れ燐!!!
12.04.14
■雪シュラ■
「兄さんが無事でほっとした半面、今後も兄さんの動向に振り回されなきゃならないのかと思うと頭が痛い。…正直うんざりします」
雪男の告白をシュラは黙って聞いていた。
雪男は続ける。
「僕は兄さんが大好きで……大嫌いだ」
自分には出来ない事をいとも簡単にやってのける燐が羨ましかった。
敵わない、と思うのが悔しかった。
「でも本当はそんな風に思っている自分が一番嫌いだ」
シュラはニッと笑った。
「ちっとは正直になったじゃないか」
そうしてまるで子供にするかのように頭を撫でてくる。
「アタシは雪男のこと好きだぞ」
其れは、父さんよりも?
聞きたかったが、出来なかった。
そんな自分がやっぱり嫌いだ。
***
雪シュラ
死んじゃった人に勝つのはやっぱ難しいよな…っつー
雪男はまだ問題多そうだなあ;
12.04.14
■8巻ネタ■
「貴様はオレの大事なモン目茶苦茶にしよったんや…!灰も残さんから覚悟しとけ!!」
柔造の啖呵を後ろの隊員たちは正直複雑な思いで聞いていた。
勿論この不浄王の復活というロクでもない事態を引き起こした張本人である藤堂に対して怒りは並々ならぬものがある。
しかし隊長・柔造の場合、其処にもっと個人的な恨みが籠っているのだ。
蝮である。
寄ると触ると喧嘩ばかりしてる間柄ではあったが、周囲から言わせればアレは「犬も食わないナントヤラ」と言った奴である。
その蝮が藤堂のせいで怪我を負った。
有能で信頼できる隊長ではあるが、頭に血の上った柔造は、どんな短絡的な行動を起こすかわからない。
そしてその個人プレーが自分たちにどんな影響を与えるか。
思わず我が身の心配をしてしまう。
「「隊長の完全に個人的な恨みで…大丈夫かオレ達」」
「お前ら、聞こえとるわ!!」
***
柔蝮
いやコミックスでさ、
完全に個人的な恨みって蝮のことだろ!
周りからも公認かよ!!
と思ったら萌えてしまって
12.04.08
■ガールズトーク■
私、少し前まではおばあちゃんの庭から出ようともしなかった。
ずっとあそこに居ることが幸せだと思っていた。
だけど其処に燐が来たの。
最初は言葉使いも乱暴だし、声も大きいし、ちょっと怖い人って思った。
でも違ったの。
燐は優しかった。
乱暴な言い方をするけど優しい人だった。
だから私、塾へ来ることに決めたの。
ずっと同じ所に居たって駄目なんだってわかったから。
見ただけじゃわからない、話して、経験してみなきゃわからないことが沢山あるんだって燐が教えてくれたから。
「ああ、そう」
しえみの話に出雲はつまらなそうに適当な返事をした。
「もう、出雲ちゃんてば」
朴がそんな友人の態度を窘める。
「だって朴、この子の話要するに惚気よ?自分が如何に奥村燐が好きか語ってるだけじゃないの」
「そ、そんなんじゃないよ!!」
慌てるしえみに出雲は言った。
「じゃあアンタ今すぐ鏡見てごらんなさいよ。真っ赤よ?」
***
燐しえ前提でガールズトークと言うか。
しえみちゃんは無自覚で惚気そう。
12.02.05
■嫌い嫌いも■
「だからボクはあなたのそういう所が嫌いなんです」
雪男は本来、あまりそういう言い方をしない子供だった。
他人には。
兄である自分には結構キツイ言い方も平気でする。
だが、他人にはそういう言い方をしたところを見たことが無かった。
人当たりが良く、上手く付き合っていけるヤツだった。
「アンビバレンツと言う奴ですねぇ」
他の誰も着ないようなピンクの服を着たピエロが楽しそうに言う。
「あん…なんだって?」
聞きなれない言葉に燐は首を傾げた。
「嫌よ嫌よも好きのウチという奴ですよ」
ああ、成程。
その説明に思いっきり納得してしまった。
***
どう見ても好きの内でしょっつー。
そんな雪シュラ
12.01.07
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